2018年12月30日日曜日

神戸市の職員が、勤務中に職場を抜け出しパチスロ 停職3ヵ月の処分

勤務中に「中抜け」しパチスロ 神戸市職員が停職に

2018/12/26(水) 20:25配信



神戸市の職員が、勤務中に職場を抜け出しパチスロをしていたとして、停職3ヵ月の処分を受けました。

神戸市によりますと、交通局の64歳の男性職員は、9月から11月にかけて、少なくとも33回勤務中に職場を離れ、1回につき30分から2時間ほど、パチスロをしていたということです。「人の打っている台を奪うことで有名な男が、市の庁舎に入っていった。週に3回は来ている」と市に匿名の通報があり、事態が発覚しました。

男性職員は「処理するのが難しい仕事から逃げたかった」と事実を認めていて、神戸市は停職3ヵ月の懲戒処分にしました。

参照元 : ABCテレビ













2018年12月8日土曜日

川崎市のパチンコ店の景品交換所に強盗 現金約1千万円を奪って逃走

パチンコ景品交換所に強盗、1千万円被害 川崎・多摩区

2018/12/6(木) 17:44配信



6日午後0時50分ごろ、川崎市多摩区菅2丁目のパチンコ店の景品交換所で、男がパート従業員の女性(48)にスプレー状の液体を吹き掛け、現金約1千万円を奪って逃走した。女性は顔をやけどする軽傷を負った。神奈川県警多摩署が強盗致傷事件として男の行方を追っている。

署によると、男は女性が交換所から出ようとしたところを見計らってスプレーを噴射し、交換所内に押し入った。「金庫はどこだ」と脅し、鍵の掛かっていなかった金庫から自ら現金を奪い取って逃げた。

男は30代ぐらいで、小太りの体形に黒の上着とズボンを着用。白いカバンを持っていたという。

現場は京王稲田堤駅から約100メートルの商店街の一角。現場近くの幼稚園に勤める女性(60)は「幼い子どもたちを預かっているので、こういう事件があると心配。解決するまで安心できない」と話した。

現場近くの和菓子店のパート女性(48)は「以前も近くの銀行で強盗事件があった。早く犯人が捕まってほしい」と願った。

参照元 : カナロコ by 神奈川新聞




東京都町田市のパチンコ景品交換所に強盗 強盗致傷容疑で48歳の男を逮捕

景品交換所強盗、48歳男逮捕=川崎の事件も関与か―警視庁

2018/12/7(金) 12:56配信

東京都町田市で11月、パチンコ店の景品交換所に押し入り従業員にけがをさせたとして、警視庁捜査1課は7日、強盗致傷容疑で、神奈川県厚木市中依知、職業不詳鈴木真一容疑者(48)を逮捕した。

「借金があり金が欲しかった」と容疑を認めているという。

川崎市の景品交換所で今月6日、現金約1000万円が奪われた事件についても関与を認めているといい、同課などは関連を調べる。

逮捕容疑は11月25日午前、町田市原町田の景品交換所で女性従業員(76)の右手を刃物で切り付け、鍵一束を奪った疑い。女性は約3週間のけがをした。

同課は事件後、60台以上の防犯カメラの映像を分析。鈴木容疑者とみられる男が今月6日、成田空港へ向かったことが分かり、同日午後に中国・深セン行きのチェックインカウンターで並んでいるところを職務質問し、身柄を確保した。

鈴木容疑者は45万円ほどの現金を所有していたという。「妻が中国に住んでおり、地下銀行を使って送金していた」と話しており、同課は詳しい経緯を調べる。

参照元 : 時事通信



2018年12月3日月曜日

佐賀市内のパチンコ店経営者を風営法違反容疑で逮捕 景品買取業者と同じ経営

風営法違反容疑でパチンコ店経営者を逮捕 客に提供した特殊景品買い取り

2018年12月3日



佐賀南署は2日、風営法違反(禁止行為)の疑いで、佐賀県佐賀市兵庫北4丁目、会社役員(59)と同市兵庫北6丁目、会社員(52)を逮捕した。

逮捕容疑は、2人は共謀の上、パチンコ店を営む者として、昨年10月26日と今年2月28日の2回、佐賀市内のパチンコ店に併設された景品買取所で、店が客に提供した特殊景品計4個(計7200円)を買い取った疑い。

2人は容疑を否認している。

会社役員はこのパチンコ店の経営者で、会社員は同店の部長。景品買取所はパチンコ店と独立した第三者が経営する必要があるが、この買取所は併設するパチンコ店と同じ経営になっていたという。

同署によると、捜査員がパチンコ店の店員が買取所に出入りしているのを確認、関係者などへの聞き込みで容疑が明らかになった。

参照元 : 佐賀新聞





2018年11月25日日曜日

福岡市博多区の闇スロ店を摘発 経営者の男ら4人逮捕

「闇スロット」で賭博か 経営者を逮捕

2018/11/20(火) 16:22配信



「闇スロット」と呼ばれる違法なパチスロ機を使って客に賭博をさせたとして、警察は福岡市博多区の店を家宅捜索し、経営者の男ら4人を逮捕しました。

福岡市博多区中洲にあるスロット店には、きのう深夜に捜査員50人が入り、経営する王丸健容疑者が常習賭博の疑いで逮捕されました。

王丸容疑者は、パチスロ機を使った絵柄の組み合わせで客に賭博をさせた疑いが持たれています。

警察によりますと、この店で使われていたのは、最大で基準の5倍の掛け率に設定された違法なパチスロ機だったということです。

警察は、店の売り上げが暴力団の資金源になっていた疑いもあるとみて、30台のパチスロ機を押収して営業実態を調べています。

深夜から未明におよんだこの捜索では、店内にいた従業員1人と客2人も賭博の疑いで現行犯逮捕されています。

参照元 : RKB毎日放送













2018年11月5日月曜日

名古屋のパチンコ台メーカー「高尾」本社の車庫で社長が何者かに刺されて死亡

死亡はパチンコ製造社長=車庫で発見、殺人で捜査―愛知県警

2018/10/25(木) 15:40配信



名古屋市中川区のパチンコ台メーカー「高尾」本社の車庫で、男性が血を流して死亡していた事件で、愛知県警は25日、男性は同社社長の内ケ島正規さん(39)=同区尾頭橋=と発表した。

遺体の首や腹などに複数の傷があり、捜査1課は刃物で殺害されたと判断、中川署に捜査本部を設置した。

捜査本部によると、内ケ島さんは車庫内で、普段使っている車の後ろにスーツ姿で倒れていた。大量の血を流し、同じ敷地にある社屋と車庫の間にも血痕がみられた。刃物が1本落ちているのが見つかり、凶器かどうか鑑定する。

24日の勤務後、帰宅していないとみられ、25日午前7時半ごろ、同社の男性警備員(37)が発見し110番した。同本部は周辺の防犯カメラに不審な人物が映っていないかなど捜査を進める。

近隣に住む男性(69)は「きのうは午前0時ごろまで起きていたが、何も聞こえなかった。先代の社長はすれ違えばあいさつや話をしたが、息子の今の社長はほとんど知らない」と話していた。

参照元 : 時事通信







2018年11月4日日曜日

【朗報】札幌のパチンコ店「パーラー大黒天」経営の(株)北星実業が破産手続きの開始決定

「パーラー大黒天」の北星実業自己破産、負債約15億円

2018/10/30 07:30

パチンコ・パチスロの「パーラー大黒天」を展開していた北星実業(札幌市東区)と関連会社の有限会社栄信企業(江別市)は、10月12日に札幌地裁に自己破産を申請、同月19日に開始決定を受けた。負債総額は北星実業が約12億円、栄信企業が約3億円の合計15億円。



(写真は、栄信企業が運営していた「パーラー大黒天・江別店」)

東京商工リサーチ北海道支社によると、北星実業は1982年の設立。札幌市内で「パーラー大黒天」を6店舗運営、ピーク時の2004年3月期は売上高307億円を計上。その後、改正風営法施行で出玉が規制され本州大手の出店増で業績は低迷。18年3月期の売上高は、約22億円になっていた。

今年度に入ってから一気に閉店モードになり、5月6日に札幌市南区の「川沿店」(川沿12条1丁目)と西区の「発寒店」(発寒13条4丁目)を同時閉店すると、同月27日には清田区の「清田店」(清田2条3丁目)、6月17日には東区の「本町店」(本町2条4丁目)、さらに9月24日には「元町店」(同北23条東15丁目)が閉店した。

10月以降は、「北光店」(東区北32条東8丁目1ー1)と栄信企業が運営する「江別店」(江別市江別市7条丁7丁目1)の2店舗で営業を続けたが、10月初旬に店頭告知などもなく突然閉鎖された。従業員なども同時に解雇されたもよう。

北星実業は、本社と「元町店」の不動産を売却することで借入金の圧縮をする計画だったが不調に終わり、今回の措置となった。借地だった「清田店」は解体され、跡地には本州大手ダイナム(本社・東京都荒川区)がパチンコホールの建設を進めている。「本町店」も解体されて更地の状態。自社土地を含めて「発寒店」、「川沿店」、「北光店」、「江別店」は「パーラー大黒天」の看板が掛かったままの建物がそのまま残されている。

参照元 : リアルエコノミー


札幌のパチンコ店(株)北星実業(北海道)/破産開始決定 「パーラー大黒天」

2018年10月26日

パチンコ店経営の(株)北星実業(北海道札幌市東区北25条東14-3-12、代表:戸津川彰)は10月19日、札幌地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、津田秀太郎弁護士(電話011-207-1060)が選任されている。

同社は昭和46年創業の「パーラー大黒天」のパチンコ店経営会社。店舗展開して以前は300億円以上の売上高を形状していた。しかし、国のパチンコに対する規制が強化され続け、集客減少、売上高の減少が続き、店舗閉鎖などもあり、売上高は1/10以下に減少、過去の店舗展開投資にかかわる借り入れも大きく、経営不振が続き、今回の事態に至った。

参照元 : JC net



2018年10月15日月曜日

名古屋市のパチンコ店「100℃大曽根店」の景品交換所で男性店員が2人組に襲われる!食器をいれていたカゴを奪って逃走

パチンコ店景品交換所で2人組が店員襲う “茶碗などが入ったカゴ”奪って逃走 名古屋

2018/10/10(水) 15:29配信



パチンコ店の景品交換所で男性店員が2人組に襲われました。けがはありませんでしたが、2人組は食器をいれていたカゴを奪って逃走です。

名古屋市東区矢田1丁目のパチンコ店「100℃大曽根店」の景品交換所で、9日夜午後10時過ぎ、男性店員(57)が外に出たところ、2人組から顔にスプレーを噴きつけられました。

2人組は男性が持っていたプラスチック製のカゴを奪ってバイクで逃走しました。カゴの中には茶碗などの食器が入っていたということです。男性にケガはありませんでした。

2人はいずれも黒のフルフェイスヘルメットとに黒っぽい上着姿で、1人は身長160~165センチメートル、体格は中肉だったということです。

参照元 : 東海テレビ






いや、もしかしたら茶碗が欲しかったのかもしれないぞw

2018年10月7日日曜日

【愛知県知立市】パチンコ店の駐車場で、現金およそ3000万円の入ったカバンを奪われる

パチンコ店駐車場で男が体当たり、3000万円入りかばん強奪

2018年10月5日 18時09分



5日午前11時前、愛知県知立市のパチンコ店の駐車場で、35歳の男性が男に体当たりされ、現金およそ3000万円の入ったかばんを奪われました。

男性はこの店に景品を販売する会社の従業員で、転倒し、左ひじなどに軽いけがをしました。

「転んだ人(逃げた男)が追いかけられていて、追いかけていた人に(逃げた男が)『殺すぞ』と脅していた」(通報した人) 

警察によりますと、逃げた男は黒い帽子と黒のサングラスで顔を隠し、白い軍手をはめていたということです。

参照元 : TBSニュース








2018年9月28日金曜日

【朗報】菅官房長官がパチンコ規制「射幸性を少なくすることをしっかりやる。ギャンブル性のない様な形にする」

菅官房長官「パチンコ規模縮小」へ!? 業界の「深層」へメスで「消滅の危機」再び?

2018.09.26



パチンコ業界、ついに"万事休す"か――。

今年2月に「ギャンブル依存症対策」という名目で出玉規制が行われたパチンコ。大幅に抑制されたスペックにより、さらなる「客離れ」「規模縮小」が懸念されているが......。

業界を窮地に追い込む? 菅義偉内閣官房長官の「次なる一手」が大きな波紋を呼んでいる。今月25日、総合情報誌「選択」(選択出版)が、菅官房長官の「パチンコ規制」について報じている。

記事によれば、菅氏が踏み込もうとしているのはパチンコ・競馬に対する「ギャンブル依存症対策」だという。具体的には、グレーゾーンとされるパチンコの「景品交換所」、競馬では「場外馬券場」の改廃に踏む込む意向を示唆しているとのことだ。詳細は是非本誌をご覧になっていただきたい。

競馬に関する内容はともかく、パチンコにとって「景品交換所」は"アンタッチャブル"な領域といえるだろう。それに菅官房長官がメスを入れようとしているらしいが、もし事実であれば業界が受ける影響は計り知れない。メディアなどで公言しているわけではないとはいえ、ネット上では早くも議論を呼んでいる状況だ。

そんな菅官房長官といえば、なにかと「パチンコ規制」に関する話題で物議を醸している。8月の神奈川新聞社のインタビューでは「射幸性を少なくすることをしっかりやる」と出玉規制について言及。

さらに、7月にはテレビ番組にて「ギャンブル性をなくす」という発言は多くのパチンコファンに衝撃が走った。

「菅氏の『ギャンブル性のない様な形にする』発言は大きな注目を集めましたよね。ユーザーからは『いよいよ終焉か......』『さすがにヤバイ』『景品交換ができなくなるの?』と業界壊滅を危惧する声が上がっていましたよ。最終的にはパチンコ業界が消滅するわけではなく単なる『憶測』という結論で落ち着いたようですが......。

菅氏は同番組で『パチンコはいま全部で23兆円(市場規模)』『どこでもすぐ近くにパチンコ店はある』と、依存しやすい環境であることを指摘していましたからね。パチンコ規制に相当前向きだと思いますよ。ただ、今回の『景品交換所』の改廃というニュースもこれまでの流れを見ると......」(記者)

不安定極まりないパチンコ業界が行き着く先は? ファンにとっては重要な内容だけに、続報が気になるところだ。

(文=編集部)

参照元 : ギャンブルジャーナル


菅官房長官が「パチンコ規制」に本腰  「景品交換所」という聖域にメス (選択出版)

2018/9/25(火) 7:07配信



菅義偉内閣官房長官が、安倍晋三首相の自民党総裁連続三選を前提に、「次の一手」をあれこれ仕掛け始めている。携帯電話料金や漁業協同組合改革についての言及が代表的だが、菅氏がさらに踏み込もうとしているのが「ギャンブル依存症対策」という聖域だ。

それが、パチンコと競馬に対する規制強化だ。ギャンブル依存症対策基本法は具体策を政令に委ねている部分が多く、行政の判断で動かせる部分が多い。菅氏はここに着目し、パチンコ景品交換所や場外馬券売り場の改廃に踏み込む意向をにじませているという。

どちらの業界にしても、抵抗の大きさは携帯電話会社や漁協の比ではないだろう。パチンコ業界から献金を受け取る議員が多いことは言わずもがな、競馬にしても農林水産省の牙城で「族議員」も多い。

また、パチンコや競馬のファンが暴動を起こしかねないと懸念する声も強い。それでも、「強い政権でなければ改革はできない」と菅氏は意気軒高だ。

これだけ「敵」を増やす政策を進めるからには、権力の中枢から外れた時の「意趣返し」は想定しているのか。そうでなければ、長期政権の驕りによって周りが見えなくなっているのだろう。

(選択出版)

参照元 : 選択





2018年9月15日土曜日

パチンコと北朝鮮の関係 脱税の実態

パチンコと北朝鮮 〜朝鮮総連とパチンコと脱税〜

2018年09月12日 08:01



ども宇佐美です。
前回、前々回に引き続きパチンコネタです。
今回はパチンコと北朝鮮の関係について。

前々回書いた通り、パチンコ業界は歴史的経緯もあって在日資本が多い業界です。

在日韓国人にしろ、在日朝鮮人にしろ、そのアイデンティティは複雑です。なのでこの辺の問題はさらっと経緯を述べるのみにしますが、太平洋戦争終了時に日本に在住していた朝鮮半島出身の方々は、(少なくとも国籍上は)日本人であったものが、戦後の民族解放という流れの中で朝鮮人として扱われるようになり、帰国するか、もしくは、日本に残るか選択が迫られました。(一部には戦後渡航したという方々もいます)

ここで日本に残る選択をした方々がいわゆる在日韓国・朝鮮人の一世なわけですが、祖国解放・独立を経験し、なおかつ親族の多くが本国に残っていた彼らのアイデンティティは当然にして日本よりも韓国、北朝鮮に向いていました。そのため、日本にいながらも祖国の発展に貢献したいという思いが強く、戦後しばらくすると、それは本国への送金という形で表に現れます。

この時在日韓国人の方々は公式なルートで本国へ送金なり投資をすればよかったのですが、日本と国交のない北朝鮮側にアイデンティティを求めていた人はそうはいきませんでした。そのため彼らの代弁者たる朝鮮総連が、不正な送金ルートを開発していきます。その代表がかつて日本と北朝鮮の交易船としての役割を果たしていた「万景峰号」で在日朝鮮人から集めた数十億円単位の資金を現金で北朝鮮で送るということが繰り返されていました。

このように当初パチンコ業界と北朝鮮の関係というのは、朝鮮総連を介した間接的なものでした。朝鮮総連は、在日朝鮮人の歌劇団である金剛山歌劇団の公演を全国各地で行い、その公演開催に対する寄付やチケットという形式で在日商工団体から資金を集め、その資金を万景峰号をとおして北朝鮮に送金していました。

そしてそのお金のかなりの部分はパチンコを通して稼がれたものであった、という関係です。なお在日韓国人系の団体である民団は必ずしも大韓民国政府の傘下にあるわけではありませんが、朝鮮総連は北朝鮮政府の完全な従属団体です。

話を戻しますと、北朝鮮へ寄付する在日朝鮮人も、商売人なだけあって祖国愛だけで多額の寄付をするというわけではありませんでした。朝鮮総連は地方自治体や日本政府に対して恫喝を繰り返すことで、在日朝鮮人の経営する企業が脱税しやすい環境を作り出して、本国への送金の原資を作り出すことに貢献していたのです。

平沢勝栄議員は著書「警察官僚が見た『日本の警察』」でその辺の事情を以下のように記しています。

家族や親類を北朝鮮に残して日本に来たものにとって「祖国に送金しろ」という命令には逆らえない。身内を人質に取られているようなものだからだ。パチンコ業者の中には、かつて一人で数十億円も寄付した者までいた。昔は、1億円以上寄付したものには全員勲章が与えられ、名前が北朝鮮関係の雑誌に出た。祖国に貢献した人々として、パチンコ業者の名がズラーッと雑誌のページに並んでいたのである。

北朝鮮系のパチンコ店に対しては、国税の取り立ても甘かった。かつて国税局が北朝鮮系のパチンコ店に査察で入ったとき、朝鮮総連がその国税局に、デモ隊を組織して批判のシュプレヒコールをあげたことがあった。この一件で、国税局はすっかり怖じ気付いてしまったからだ。そして、北朝鮮系の店舗の税金問題は、必ず朝鮮総連系の在日朝鮮人商工連合会に相談するという約束まで交わしてしまったのことである。

北朝鮮の組織としては

「北朝鮮系のパチンコ店は、我々のおかげでいくらでも金がごまかせるようになったじゃないか。そのごまかした金を我々に送ればいいだろう」

という論法で、パチンコ業者に催促していると聞いた。

このような背景もあり戦後ながらくパチンコ業界は脱税業種No1といわれており、その脱税された資金が北朝鮮に送られている、という構造がありました。この金額は年間数百億円と言われており、おそらくはその資金の一部が核兵器の開発に使われたと目されています。これは日本としては由々しき事態ですが、だからと言って在日朝鮮人のパチンコ店の経営者は人質を取られていた状態で他の選択肢もなかったので、彼らだけを責めても解決になりません。

このように在日1世の時代はパチンコと北朝鮮の関係は朝鮮総連を介した間接的なものでしたが、これが在日2世の時代になると変わって来ます。本国への関わりをほとんど持たない北朝鮮系の在日2世の多くは1世とは異なり、民族としては朝鮮に、社会としては日本に帰属意識を持つようになりました。その結果、徐々に本国への寄付金は減少し始めます。こうなると朝鮮総連は1980年代後半から自らパチンコ店経営に乗り出します。

これを仕切ったのが当時総連中央財政局第二副部長だった韓光煕(ハン・グァンヒ)でその辺の事情は著書で詳細に記しています。

まずは人材育成から入ったようで、朝鮮大学校の優秀な学生をひっぱって来て在日朝鮮人のパチンコ店経営者などの専門家を招いたセミナーで座学を行い、現地研修で実務を覚えさせて優秀な店長を次々と育てていったそうです。ホールの立地については幹部自ら土地選定を行い、地価の安い郊外に用地を確保して、次々と全国に大型ホールを建設していきました。戦略的ですね。

第一号として建設されたのは山形県の「パチンコ・ジャンボセブン(現在はパーラー国際新庄)」で、このホールはまだ営業しているようです。(まだ朝鮮総連が運営しているのかどうかは未確認です。)

こうして在日二世の時代になるとパチンコと北朝鮮の関係はより直接的になり、朝鮮総連がパチンコホールを運営し、脱税し、その利益が北朝鮮に送金される、という構図になります。

このように北朝鮮とパチンコ業界の関係はかつては非常に深いものだったのですが、現在では大きく環境が変化し、こうした構図はだいぶ廃れて来ています。そもそも万景峰号はもう日本に来てませんしね。その辺の事情についてはまた次回まとめたいと思います。

ではでは今回はこの辺で。

PS:9/20の音喜多先生とのイベントでは「パチンコ利権とギャンブル依存症」をテーマにするのでご興味ある方はぜひお越しください。 なお「peatix経由の参加者が少なくて不安」との連絡がありましたが、オンラインサロン経由で15名弱の参加は見込めるので「来てみたら一人だった」などということはないので、ご安心ください。

宇佐美典也とおときた駿のゆるい政治

参照元 : BLOGOS









大阪・摂津市のパチンコ店「パーラーミュージアム」火災 3時間以上にわたって燃え続け、店が全焼したほか消防士1人けが

大阪 摂津でパチンコ店火災

2018年08月30日 08時17分



30日の未明、大阪・摂津市のパチンコ店から火が出て、摂津市消防本部は周辺の自治体からの応援も得て消防車14台で消火にあたりましたが、3時間以上にわたって燃え続け、店が全焼したほか消防士1人がけがをしました。

30日3時半ごろ、大阪・摂津市のパチンコ店「パーラーミュージアム」で火災報知器が作動しました。

摂津市消防本部は、高槻市や吹田市など周辺の自治体からの応援も得て消防車14台で消火にあたりましたが、火が強く屋根が崩れる危険があったため消火にとまどり、火は3時間あまりにわたって燃え続け、午前6時50分頃にようやく消し止められました。

この火事で鉄骨コンクリート2階建てのパチンコ店、1000平方メートルあまりが全焼したほか、消火活動にあたっていた消防隊員1人が親指に軽いけがをしました。

この店は4車線道路に面していて、1階には遊技機が置かれ2階には事務所や従業員の更衣室があったということで、警察と消防が火事の原因などを調べています。

参照元 : NHKニュース













2018年7月2日月曜日

渋谷の違法パチスロ店「JAC」が摘発 従業員ら男女3人逮捕

渋谷の違法パチスロ店摘発 従業員3人逮捕

2018/6/29(金) 12:45配信



東京・渋谷の違法パチスロ店が摘発され、従業員の男女3人が逮捕された。

常習賭博の疑いで逮捕されたのは、渋谷区道玄坂の違法パチスロ店「JAC」の従業員・攪上隆容疑者ら男女3人。警視庁によると、攪上容疑者らは28日、店にパチスロ機39台を設置し、客の男3人に賭博をさせた疑いが持たれている。店に設置されていたのはギャンブル性が高く、現在は禁止されているパチスロ機ばかりで、1日で30万円以上を売り上げていたという。

調べに対し攪上容疑者らは容疑を認め、「スポーツ新聞の求人広告を見て面接を受けた」などと話しているという。警視庁は店の経営者の割り出しを進め、実態を詳しく調べる方針。

参照元 : 日本テレビ













2018年6月24日日曜日

歌舞伎町の雑居ビルで客にバカラ賭博や、違法パチスロ賭博 男15人を現行犯逮捕

歌舞伎町のビルで「バカラ賭博」「闇スロット」 店舗責任者ら15人を逮捕 警視庁

2018/6/22(金) 16:35配信

東京都新宿区歌舞伎町の雑居ビルで客にバカラ賭博や、違法なパチスロ機による賭博をさせたとして、警視庁組織犯罪対策4課は、賭博開帳図利などの疑いで、バカラ賭博店「フラワー」責任者の阿佐美(あざみ)利光容疑者(49)=住所不定=と、違法パチスロ店「クランキー」責任者の大畑亮二容疑者(31)=同=ら、30代~50代の男15人を現行犯逮捕した。

同課によると、客の男女13人も賭博の疑いで現行犯で逮捕。阿佐美容疑者らは平成29年6月上旬ごろから両店を経営し、1カ月間で計約2000万円の売り上げがあったとみられる。売上金の一部は、指定暴力団住吉会の傘下団体に流れていた疑いがあり、同課が資金の流れを調べる。

両店はビルの2階で隣接しており、鉄扉を設けてそれぞれの店に出入りできるようになっていた。摘発をまぬがれるため、客を携帯電話の番号で管理し、店舗の外側に見張り役を配置するなどしていたという。

阿佐美容疑者の逮捕容疑は21日、客に金を賭けさせ、配当の一部を受け取ったとし、大畑容疑者の逮捕容疑は同日、違法なパチスロ機で賭博をさせたとしている。

参照元 : 産経新聞

2018年6月15日金曜日

【横浜】パチスロ機を使って客に賭博をさせたとして、従業員ら2人逮捕

パチスロ機使い賭博 容疑の従業員ら逮捕 横浜

2018/6/13(水) 7:55配信

パチスロ機を使って客に賭博をさせたとして、県警生活保安課は常習賭博容疑で、いずれもゲーム機賭博店従業員、横浜市中区黄金町の原田幸子容疑者(45)と、同市西区戸部本町の佐藤勝容疑者(36)を逮捕した。いずれも容疑を認めている。

逮捕容疑は、11日午前7時50分ごろ、同市中区福富町仲通の7階建て雑居ビル7階のゲーム機賭博店「タイガー」で、複数人と共謀して無職男性(39)=同市港北区=ら客2人にパチスロ機を使った賭博をさせたとしている。

店内からはゲーム機42台のほか、現金約105万円が見つかった。店は二重扉で防犯カメラが設置されており、常連客からの紹介制で客を入れていた。同課が共犯者の行方を追っている。

参照元 : 産経新聞

パチンコをしていて口論になり暴行容疑で71歳の無職男を逮捕 相手の男性は死亡

パチンコで口論 殴った男を暴行容疑で逮捕 高崎署 殴られた73歳はその後死亡

2018/6/13(水) 6:04配信

12日午後1時10分ごろ、高崎市内のパチンコ店従業員から「駐車場で人が倒れている」と119番通報があった。

高崎市等広域消防局の消防隊員が駆け付けたところ、同市飯塚町の男性(73)が店の駐車場で倒れており、市内の病院に搬送されたが、間もなく死亡した。

群馬県警高崎署は、男性の腹部を複数回殴ったとして、暴行の疑いで、現場にいた同市八幡町の無職の男(71)を逮捕した。

◎2時間後に死亡確認 「体突き放しただけ」容疑を否認
同署によると、「両手で男性の体を突き放しただけだ」と容疑を否認している。「パチンコをしていて口論になった」と話しているという。

店の従業員によると、容疑者に呼ばれて別の従業員が駐車場に向かうと、男性がうつぶせで鼻から血を流して倒れていた。119番通報後、従業員が自動体外式除細動器(AED)を使って救命措置をしたが、午後3時25分ごろ、死亡が確認された。

同署によると、男性に致命傷になるような外傷は見当たらず、同署は口論になった経緯や、暴行と死亡との関係を慎重に調べている。

参照元 : 上毛新聞社


2018年3月21日水曜日

カジノ、4カ所以上視野=地方配慮に軌道修正-与党協議で決着へ パチンコ業界とつながりの深い政治家たち

カジノ解禁に暗躍"パチンコ業界"の政治力

2018/3/20(火) 9:15配信



カジノを中核とする統合型リゾート(IR)の設置に向けた動きが加速している。推進派は「外国人のカネを呼び込む」と息巻くが、その背景には衰退が著しいパチンコ業界の暗躍がある。彼らは生き残りをかけて、自民党のみならず野党の政治家までも動かしているのだ。ジャーナリストの出井康博氏がリポートする――。(後編、全2回)

■本当にカジノで地方は活性化するのか

日本に当初誕生するカジノの数は、大阪など大都市に「2~3カ所」と想定されていた。しかし、その数が増える可能性が浮上している。2018年2月26日の『時事通信』電子版は、こう伝えている。

<カジノ、4カ所以上視野=地方配慮に軌道修正-与党協議で決着へ>

数を増やすのは「地方配慮」だというが、本当にカジノで地方は活性化するのだろうか。そもそも世論の過半数は反対だというのに、何のためにカジノはつくられ、誰が「得」をしようとしているのか――。

カジノ解禁が議論され始めた頃から、「カジノの収入は1.5兆円、経済効果は7兆円」といった話がまことしやかに流れた。出所となったのは外資系の投資銀行などである。そこに大手メディアが乗っかり、「日本、アジア第2のカジノ市場へ」(2016年12月4日付『日本経済新聞』電子版)といった具合にカジノ効果をあおった。

一方、推進派の政治家たちは、カジノによって「外国人観光客」が増えると強調していた。カジノ解禁が当初、2020年の東京オリンピックを意識して進められようとしたのも、外国人観光客との関係からだ。

しかし、いくら“普通”の観光客がカジノを訪れても大きな収入は見込めない。マカオやシンガポールで「カジノブーム」が起きたのは、マネーロンダリング(資金洗浄)目的の中国人VIPの存在があったからなのだ。(前編「外資カジノが“1兆円投資”を発表した思惑」参照)

■外国人観光客の3.5人に1人がカジノを訪れる?

では、投資銀行などは何を根拠として、日本のカジノが1兆円規模の市場となるといった話をしているのか。

米大手投資銀行「シティ・グループ」が2013年8月に発表したレポートがある。日本にカジノが誕生した場合の市場規模を予測したものだ。レポートは東京、大阪、沖縄の3カ所にカジノができると仮定したうえで、収入を「年134億ドル~150億ドル」(約1.4兆円~1.6兆円)と見積もっている。大手メディアを含めた推進派は、こうした数字を都合よく引用した。

ただし、レポートを詳細に読むと、推進派が触れない事実が多く見つかる。まず「150億ドル」の内訳だが、外国人客からの収入は約33億ドルに過ぎず、残りの8割近くは日本人客が想定されている。推進派は「1.5兆円」という数字は持ち出しても、外国人客からの収入が2割少々にすぎないという点には触れようとはしない。

しかも外国人が使うという「33億ドル」ですら極めて甘い試算だ。年830万人もの外国人がカジノで遊び、シンガポール並みに「1人400ドル(約4万2000円)」を負けてくれてやっと達成される。

▼大型カジノがあるシンガポールの「マリーナベイ・サンズ」。(写真=iStock.com/joyt)



訪日外国人数は急増が続いていて、2017年には2869万人に達した。「830万人」といえば、約3.5人に1人がカジノを訪れることになる。日本を訪れる外国人には、それほどギャンブル好きが多いのだろうか。シンガポールの「400ドル」という客単価にしろ、中国人VIPの存在があっての数字だ。中国人の少ないラスベガスの場合、客単価は150ドル程度まで低下する。

■パチンコ愛好者の平均負け額は「年23万円」

推進派が決まって日本版カジノのモデルに取り上げるのが「シンガポール」だ。

「シンガポールはカジノができたおかげで外国人観光客が急増した」

そんな声も彼らからよく聞かれる。確かに、シンガポールを訪れる外国人の数は、カジノ誕生の2010年を境に増加した。だが、その要因は何もカジノだけにとどまらない。増加の背景には、08年秋の「リーマン・ショック」で大幅に落ち込んだ外国人訪問者数の回復分も含まれる。

もともと推進派はシンガポールを例に取り、カジノが「外国人観光客2000万人」達成のための切り札になると主張していた。しかし、カジノなしでも「2000万人」は実現した。カジノ解禁が決まった現在では、もはや外国人観光客とカジノの関係すら口にしない。

シティ・グループは日本人が年117億ドル(約1.2兆円)をカジノで使うと想定するが、この試算もかなり甘い。670万人が訪れ、1人が平均17万円を負けてやっと実現する。これは日本に1230万人いるパチンコ愛好者の平均負け額が年23万円というデータに基づいている。

しかし、レポートがつくられた後、パチンコ愛好者は1000万人以下まで減っている。しかも全国に散らばる愛好者が、わざわざカジノまで出向き、20万円近い大金をスッてくれるだろうか。

■カジノ収入の「8割近く」は日本人の懐から

興味深いのは、シティ・グループが「パチンコ」を参考にして、日本のカジノ市場の規模を推計している点である。日本への参入を目指す外資系カジノ運営企業の狙いが、パチンコ市場の切り崩しであることを表している。

日本に誕生するカジノの運営は、外資系が担う可能性が極めて高い。そうなれば、収入のかなりの部分は外資系が持っていく。その「8割近く」は日本人客が落としたものだ。つまり、外国人のカネを狙うはずのカジノが、逆に外資系が日本人の富を吸い上げる装置となってしまうわけだ。

肝心の税収はどうか。政府は今年2月21日に開かれた自民党の会合で、日本人から2000円の入場税を徴収する一方で、運営業者には収入の一律30パーセント、もしくは30-50パーセントの累進課税を課す案を示した。入場税はシンガポールが自国民に課す「100シンガポールドル」(約8000円)よりもずっと低い。その一方、業者への課税率は、VIP収入に12パーセント、一般客からの収入に22パーセントを課税するシンガポールよりも高い。

「年1.5兆円」の収入に30パーセントを課税すれば、年4500億円の税収となる。加えて入場税も見込める。しかし「1.5兆円」はカジノ解禁をあおるためにつくられた数字で、極めて現実味に欠ける。収入が10分の1になれば、業者からの税収は450億円にしかならない。しかも「8割近く」の出所は、日本人の懐なのである。

また、カジノで負けが膨らめば、他の消費に回る金額が減る。そう考えれば、単純に税収が上積みされるわけでもない。

単に税収を増やしたいというのであれば、パチンコの換金に課税すればすむことだ。パチンコ業界は衰退が著しいとはいえ、20兆円を超える売り上げ(貸玉料)がある。1パーセントの税を課すだけで、2000億円の税収が得られるのである。

■パチンコ業界とつながりの深い政治家たち

国会でカジノ解禁の原動力となったのは、超党派の「国際観光産業振興議員連盟」(IR議連)だった。かつて安倍晋三首相も最高顧問を務めるなど、自民党と維新の会を中心に国会議員100名以上が名を連ねている。

IR議連には、パチンコ業界とつながりの深い政治家が少なくない。同議連幹事長の岩屋毅衆院議員(自民党)、同副会長の羽田雄一郎参院議員(民進党)、同事務局次長の馬場伸幸衆院議員(維新の会)らに加え、同元副会長の野田聖子・総務相らは皆、パチンコ・パチスロホールの業界団体「パチンコチェーンストア協会」の政治分野アドバイザーを努めている。

パチンコ業界は衰退が著しい。愛好者の減少が止まらず、1990年代半ばには全国で1万8000軒以上に上った店舗数も、1万1000軒を割り込む状況だ。そんななか、大手業者は「カジノ」に参入し、生き残りを図ろうとしているのだ。

カジノが「4カ所以上」となる可能性を『時事通信』が報じたのは、自民党内の議論を受けてのことだ。事実、同党検討部会を座長として率いる岩屋氏は、かつて「最終的には国内の10カ所程度にカジノを建設する」と述べている。

■日本は博打に未来を託す国に成り下がった

カジノの数が増えれば、外資系だけでなく日本企業にも参入の余地が生まれる。すでに海外でカジノ運営に携わる「ユニバーサルエンターテインメント」や「セガサミー」に加え、藤本達司社長がパチンコチェーンストア協会理事を務める「ダイナム」は16年、香港の子会社経由でマカオに現地法人を設立し、カジノ解禁に向けての準備も進めている。また、同協会代表理事・加藤英則氏が社長の「夢コーポレーション」は、ダイナムのグループ会社だ。

こうしたパチンコ業界の思惑が、カジノ解禁に大きく影響した。そこに外資系などの投資銀行が、根拠の乏しいレポートをつくって支援した。投資銀行にとっても、巨額の資金が必要となるカジノ建設はビジネスチャンスだ。つまり、日本におけるカジノ解禁は、外資系のカジノ運営業者や投資銀行、そしてパチンコ業界、さらには同業界と関係の深い政治家という推進派を形成し、実現に至ったわけである。いくら「反対」の世論が過半数を占めようと、野党議員にも推進派は多いのだから国民には成す術もない。

国土が狭く、他に産業の乏しいマカオやシンガポールが、なりふり構わずカジノで設けようとするのはわかる。だが、日本には世界的な競争力を有する産業も、また世界から観光客を呼び込む資源も豊富なのである。

ギャンブルに関心のない人にとっては、カジノ解禁など遠い世界の出来事に映ることだろう。しかし筆者には、日本が将来、どのような国をつくるのかという覚悟が問われているように思える。ハゲタカ外資に札束を積まれ、法律まで変えて日本のギャンブル市場を売り渡す。そして「おこぼれ」にあずかろうと、ハイエナのように群がるパチンコ業界……。安倍首相のモットーは「美しい国」づくりだったはずだが、カジノ解禁には美しさの欠片もない。いつから日本は、博打に未来を託すような国に成り下がったのだろうか。

出井康博(いでい・やすひろ)
ジャーナリスト
1965年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。英字紙『The Nikkei Weekly』の記者を経て独立。著書に、『ルポ ニッポン絶望工場』(講談社)『松下政経塾とは何か』『長寿大国の虚構―外国人介護士の現場を追う―』(共に新潮社)『年金夫婦の海外移住』(小学館)などがある。

参照元 : プレジデントオンライン







2018年3月14日水曜日

【朗報】パチンコ店の倒産が3年ぶりに前年上回る

パチンコホールに再び“厳冬” 4年ぶり大型倒産 新規制導入で客離散におびえる業界

2018.2.3 16:07



2017年(1~12月)のパチンコホール倒産(負債1000万円以上)は29件(前年比141.6%増)で、3年ぶりに前年を上回った。負債総額は291億9500万円(同67.6%増)で2年連続で増加、4年ぶりに負債100億円超の大型倒産も発生した。(東京商工リサーチ特別レポート)

出玉規制で射幸性を抑えた「パチスロ5号機問題」が落ち着いた2009年以降、倒産は減少した。だが、パチンコ出玉の上限を今までの約3分の2に抑える改正風俗営業法施行規則が適用される今年2月を前に、再び増加に転じた。

減少する遊技客の奪い合いで中小ホールの経営は厳しさを増し、資金力のある大手ホールが新規出店や買収で攻勢をかけている。ギャンブル依存症への対策を狙う2月の規制強化が、今後の客足にどう変化を及ぼすか注目される。

◆倒産が3年ぶりに前年上回る

2017年のパチンコホール倒産は29件(前年比141.6%増)で、前年の2.4倍増と急増した。倒産が前年を上回ったのは3年ぶり。5号機問題の影響で倒産が144件とピークに達した2007年以降、2014年を除き前年を下回っていたが、2017年は大幅増に転じた。

負債総額は291億9500万円(同67.6%増)と、2年連続で前年を上回った。4年ぶりに負債100億円超の大型倒産が発生、負債総額を押し上げた。

2017年のパチンコホールの休廃業・解散は41件だった。前年より8件減少(前年比16.3%減)し、3年ぶりに前年を下回った。休廃業・解散は2008年の86件をピークに、2012年以降は50件未満の推移が続いている。

パチンコホールは、店舗への投資負担が大きく、店舗の環境次第で大手業者が新規出店より既存店の買収に動くケースもあり、休廃業・解散を後押しする環境も出来ているようだ。

◆負債額別、10億円以上が前年比50%増加

負債額別では、負債1億円以上5億円未満が15件(前年比400.0%増、前年3件)で5倍増と急増、構成比も半数(51.7%)を占めた。また、4年ぶりに発生した同100億円以上の1件を含む同10億円以上も6件(前年比50.0%増)と大幅に増えた。

ただ、同1千万円以上5千万円未満も5件(前年ゼロ)と増加し、中堅規模の倒産が目立つ一方で、小規模ホールの倒産もジワジワと増えている。

原因別では、「販売不振」が19件(前年比171.4%)と2.7倍増で、構成比も65.5%を占めた。次いで、グループ企業に連鎖した「他社倒産の余波」が5件(前年ゼロ)、店舗や機器の投資負担から資金繰りに窮した「過小資本(運転資金の欠乏)」が3件(前年ゼロ)発生した。

◆主な倒産事例

(株)ゲンダイ(岡山県)は、ゲンダイグループの中核企業で、2006年には岡山県から関西地方に13店舗を展開、グループ売上高は約650億円を上げていた。だが、規制強化と市場縮小のなかで同業者との競合から業績が悪化。新規出店の資金負担も重く、遊技機器入替の決済資金を調達できずグループ2社(岡山、大阪)と同時に2017年1月、大阪地裁に民事再生法の適用を申請した。

新栄商事(有)(群馬県)は、4店舗を展開し一時は年商60億円台を維持していた。近年は遊技人口の減少や大手同業との競合で業績の低迷が続いていたが、2018年2月の出玉規制を見越して事業継続を断念。2017年9月、前橋地裁で破産開始決定を受けた。



◆出玉規制が再編の引き金に?

パチンコ業界は、2018年2月から出玉上限を2400個から1500個に抑える出玉規制を柱とする改正風俗営業法の施行規則が適用される。経過措置により検定を通過した現行機は最長3年間の稼働が可能で、完全入替は2021年になる見込みだが、パチンコ依存症対策を目的とする本改正は遊技人口の減少に拍車をかけると危惧されている。

これまでもパチンコ・パチスロの規制強化はパチンコホールの淘汰につながった経緯がある。特に、2004年の「パチスロ5号機問題」による客離れと機器入替負担で、2007年の倒産は144件と過去最多を記録した。

2004年の「5号機問題」と同様に、この2月の出玉規制も客離れを招くか注目される。また、市場が縮小する中で規制をクリアした新機種への入替負担が、中小パチンコホールの経営に及ぼす影響を見極めることも必要だろう。

業界のパチンコ依存症への対応は立ち遅れ感も否めず、風営法改正で従来の営業をどう変えていくか、経営のかじ取りが重要になってくる。

今後、パチンコ業界は大手と中小の市場二分化に加え、倒産や休廃業、店舗切り売りやM&Aなど、様々な動きが出てくると予想される。

参照元 : sankeibiz






2018年1月21日日曜日

年末年始のパチンコ、パチスロは勝ちやすいのか?

年末年始のパチスロは勝ちやすいのか? 検証してみた結果…

2018/1/19(金) 17:00配信



年末年始の長期休みにパチンコやパチスロを楽しんだという人も多いのではないだろうか。そこで気になるのが、“年末年始は勝てるのか”という問題だ。今回は、パチスロが大好きだというフリーライター・M氏が、2017年の年末と2018年の年始の収支を報告。あくまでも個人的な見解だが、“年末年始は勝てるのか”という問題にM氏流の答えを出した。

黙っていても客が入る休日は「回収モード」というのが、パチンコ店のセオリーとされている。ということは、多くの人が休暇中であり、パチンコ店に行く人も増える年末年始は「回収モード」、つまり勝てないというのだろうか?

そんな疑問に答えを出すべく、2017年末から2018年のお正月にかけて、東京渋谷区と世田谷区の某地区を中心にパチスロ実戦を行った。

まず、大前提として、今回はいわゆる“プロっぽい”立ち回りではなく、打ちたい台をなんとなく打つという、ぬるい“休日スロッター”だ。開店前から並んで狙い台を打ったり、細かいデータを取ってパチスロの設定を予想したりといったことは一切していない。あくまで趣味のスロッターが、年末年始に勝てるかどうかを検証する。

ちなみに、パチスロの「設定」とは、その台の出玉率を店側が設定できる機能のこと。機種によって違いはあるが、「設定」は6段階が基本。設定1が最も出玉率が低く、(客が負けやすい)、設定6がもっとも出玉率が高い(客が勝ちやすい)。高設定台が多ければ、それだけ客に対して出玉でサービスをしているということになる。

■12月25日 渋谷区某店
パチスロ攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG 投資1万2000円→500枚ほど持って移動
パチスロ コードギアスR2 持ち玉&投資4000円→650枚
収支 -6500円

攻殻機動隊2ndで一時期持ち玉1200枚くらいまで増えたが、結局飲まれて台移動。攻殻機動隊2ndもコードギアスR2も明らかに低設定という感じで、まったく手応えなし。

■12月26日 世田谷区某店
CR悪代官 赤鬼X 投資8000円→回収なし
収支 -8000円

仕事帰り、夜の9時くらいから近頃お気に入りの羽根モノ「悪代官」を打つ。確変を引くのは難しいが当たったら一撃で大量出玉も見込めるという機種。しかしながら、小当りを何回か引いただけで、特に見せ場なく終了。

■12月28日 渋谷区某店
パチスロ コードギアスR2 投資2万2000円→回収なし
パチスロ攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG 投資8000円→2868枚
収支 +21000円

前回特にいいところがなかったコードギアスR2でリベンジを試みるも、いきなり2万2000円をストレートで投資させられる最悪の展開。コードギアスを諦めて、これまた攻殻機動隊2ndでリベンジを試みたところ、8000円投資ししたところでREGゲット。そのREG中にまさかフリーズを引き、一撃3000枚弱獲得し、勝つことができた。

■12月29日 世田谷区某店
バジリスク絆 投資2万円→回収なし
パチスロ交響詩篇エウレカセブン2 投資1万円→回収なし
CR悪代官 赤鬼X 投資1万6000円→15012発
収支 +7500円

バジリスク絆、エウレカセブン2と、出玉速度が速い機種を打つも、いいところまったくなし。多少やけくそになって、悪代官で一発逆転を狙ったところ、2回確変ををゲット。1回目はワンセットで終わるも、2回目の確変で7連チャンし、まさかの逆転勝利。

■12月30日 渋谷区某店
押忍!番長3 投資7000円→591枚
収支 +7000円

夕方から軽く打つ。お客さんが多く、空き台も少ないので、普段はあまり打たない押忍!番長3になんとなく座る。比較的早めに当たるも出玉は伸びず、プラス収支のうちに終了。

■1月2日 世田谷区某店
ぱちスロ ウルトラセブン 投資1万8000円→405枚
収支 -11000円

ほぼストレートに1万8000円を投資。初当たり後は、持ちコインで当たりを引くが、出玉は伸びず……の連続で、ストレスが溜まる展開。気づいたら、夜の9時前になっていたので、400枚ほど交換して終了。

◎12月25日から1月2日までの収支→ +10000円

1万円のプラスという結果に終わったが、高設定台が多かったかといえば、決してそうではなかったように思う。また、客の数はそこそこ多かったが、全体的な出玉はそれほどでもなかったという印象。結果的には勝つことができたが、「年末年始は勝てる!」という感覚は一切なかったというのが本音だ。

ただ、世田谷区の某店は1月2日に打っていた時に、どら焼きを配ってくれるというサービスがあった。出玉での還元はなくても、こういった形でのサービスがあるというは年末年始ならではのことだろう。

おそらく、年末年始だからと高設定台が入っているということでもなかった模様。もちろん、なかには年末年始に気合を入れて、お客を呼ぶために高設定を入れる店もあるだろうが、そうではない店も多い。「年末年始だからといって、パチンコ店からのお祝儀なんかあるわけない」と考えたほうがよさそうだ。

参照元 : マネーポストウェブ




2018年1月19日金曜日

なぜ、パチンコ屋のネオン看板の「パ」だけが消えやすいのか?理由が判明

パチンコのネオン看板は、なぜ“パ”だけが消えるのか? その理由がついに判明

2018年01月06日



パチンコの看板の「パ」だけが消えている様子をネット上でもよく目にする。それには、れっきとした理由があった

夜の繁華街を象徴する、「パチンコ」のネオン看板。

しかしごくまれに、その中の「パ」だけが消えてしまい「チンコ」になってしまうことがある。その惨状を前に人は、「待ってました」とばかりにカメラのシャッターを切り、失笑を禁じ得なくなるものだが、いったい「パ」だけ消えやすいことなどあるのか?

看板の修理を行っているシミズ工芸さんにお話を伺った。

「パチンコの『パ』の小さい『○』の部分は、ガラス製のネオン管をグニョンと曲げるので、薄くて割れやすくなります。割れると中のガスが抜けて『○』が消え、そうすると『ハ』の通電にも異常が発生し、一緒に消えてしまうのです。よって、パチンコの『パ』は他の文字よりも消えやすい、というのは確かです」

なんと! あの「パ」は、確かに他の文字より消えやすかったのだ。中には例外もあるようだが、長年の謎が解けた瞬間である。

「『パ』だけの修理だと、前に修理したときは7-8万円ぐらいかかりました。作業は昼間に行きましたが、下からも笑う声が聞こえましたよ。でも、高いところで作業しているので、視線などは気になりません。ですが自分でも作業していて、笑ってしまいました(笑)」

修理作業員までをも笑わせるとは、「チンコ」看板のパワーよ、恐るべし。

なお最近はLEDによる看板が増えていて、新しく光る看板を入れる場合は7割がLEDで、「チンコ」になるようなネオン看板は減っているそう。しかし以前からネオン看板を使っているところは、そのまま使い続けているところが多いとか。

なおネオンの耐用年数は5~10年ほどで、それが終わると消えてしまう運命である。それを修理する前に、ごく少ない確率で見られるのが「チンコ」となった看板なのだ。

もし運良く、己の網膜で「チンコ」と光るレア看板の姿を見ることができたら、一生の記念にしようではないか。 <取材・文/辰井裕紀、写真提供/テキーラ>

参照元 : 日刊SPA