2020年3月15日日曜日

新宿・歌舞伎町のインターネットカジノ4店舗を摘発 経営者と客ら計31人逮捕

ネットカジノ4店を摘発 賭博の疑いで経営者や客ら計31人逮捕 警視庁

2020/3/14(土) 13:45配信

新宿・歌舞伎町など繁華街でインターネットカジノ4店舗を経営したなどとして、警視庁保安課は13日、経営者の酒井崇寛容疑者(46)=新宿区西落合=や従業員の男20人を常習賭博容疑で、客の男女11人を賭博容疑で逮捕したと発表した。【金森崇之】

逮捕容疑は3月10日、都内のネットカジノ4店で、現金に換えることができる点数を賭けさせてスロットやバカラなどのゲームをさせたとしている。31人のうち酒井容疑者を含む29人は「間違いない」などと容疑を認め、各店舗の責任者だった男2人は「身に覚えがない」などと否認しているという。

保安課は店や関係先から約3億3800万円を押収しており、カジノの売り上げがどの程度含まれているかや金の流れについて調べる。

インターネットカジノ店は雑居ビルで営業している場合が多く、客はパソコン画面を見ながらギャンブルに興じるという。バカラやルーレットの台、スロットマシンが並ぶような昔の違法カジノのイメージはない。

保安課によると、摘発された4店は歌舞伎町(新宿区)と六本木(港区)、渋谷区道玄坂にあり、いずれも24時間営業で会員制。入り口は施錠され、防犯カメラの映像などで会員の顔を確認した上で入店させていた。逮捕された客は会社員や無職の20~60代男女で、フィリピン国籍や中国籍の外国人もいたという。

各店内には12~19台のパソコンが置かれており、1ポイント1円や100円の掛け金でゲームをさせていた。掛け金は同様の店に比べて低めに設定されていたといい、室内では、たばこや菓子などを無料で客に提供。歌舞伎町の2店では「手作り」をうたう、おにぎりと豚汁をサービスしていた。

今回摘発された店では、2019年12月に各店舗で1100万~3700万円の売り上げがあったとみられる。

参照元 : 毎日新聞


0 件のコメント:

コメントを投稿