朝から晩までパチンコを打っている人たちが直面する体調問題
2020/2/24(月) 16:00配信
早朝のパチンコ店の前でよく見かける開店を待つ人々の行列。そんな熱心なパチンコファン、パチスロファンたちの中には、閉店までぶっ続けで打っている人も少なくないという。
パチンコ・パチスロ事情に詳しいフリーライター・藤井夏樹氏はこう話す。
「開店から打っている人は、パチンコ・パチスロに対する情熱も強い。セミプロのようなタイプもいれば、できるだけ長い時間打っていたいということで、朝から晩までパチンコ店で過ごすという人もいます。とはいえ、朝イチから閉店まで打ち続けるのはなかなか大変ですけどね」
かつてパチンコ専門誌やパチスロ専門誌で、実戦記事を担当したこともある藤井氏。当時はデータを取るために、開店から閉店まで打ち続けることも頻繁にあったという。
「私の場合、雑誌記事のためという名目ではあったものの、基本的に自腹を切って丸一日打っていました。開店は朝10時ですが、入店順を決めるための抽選が9時30分からなので、いつも9時15分くらいに店に行っていました。そこから夜の10時半くらいまで、そのお店でずっと過ごします。
データを取るという目的もあるので、あまり休憩することはありませんでした。基本的には昼食も摂りません。開店前にコンビニで買ったおにぎりを2個食べたら、そのまま夜まで打ちます。途中、自動販売機でエナジードリンクを買って飲むことはありましたが、体をほとんど動かしていないということもあるのか、何も食べなくてもまったくお腹は空きませんでした」(藤井氏)
パチンコ店といえば、店内にはずっと大きな音が流れている。そんななかに一日中居続けて、平気なのだろうか?
「確かに打っている間、ずっと騒音に晒されているわけですが、これが余裕で慣れてしまうんです。誰かと会話することもないのでうるさくても何の問題もないし、むしろ妙に集中できます。ただ、打ち終えた後の耳鳴りはすごいですね。家に帰ってから眠るまで、なんだか耳の奥で騒音が鳴り続けているような感覚は残りました。恐ろしいことに、これにも慣れてしまうんですが……。
とはいえ、やっぱり12時間くらい打っていると、光と音の刺激のせいなのか、だんだんボーッとしてくるんです。さらに、何日も連続で打っていると、目を閉じるとパチンコの液晶やパチスロのリールが出てくるような感覚になってくる。そのうちに神経過敏のような状態が続いてきて、思考力が低下してきます。もちろん、これは私のケースで、個人差があると思うんですが、パチンコ・パチスロ以外のことがあまり考えられないような状態になりがちです」(藤井氏)
打ち終わった後の体の倦怠感
パチンコ・パチスロをずっと打ち続ける人は、健康リスクも大きいようだ。30代の自営業の男性・Aさんは、こう話す。
「とにかくパチスロが好きで、暇さえあれば打っています。午前中に行って、閉店間際まで打つことも多いです。でも、打ち終わった後の体の倦怠感はとんでもない。まったく動かずに打ち続けているので当然なのでしょうが、肩こりもヒドイし、腰痛もヒドイ。パチンコ店からマッサージ店へとハシゴすることもあります。あと、私の場合、丸一日打ち続けた後は便秘になってしまうことも多いです」
また、肉体的な不調だけでなく、“におい”の変化も大きいという。
「やはりパチンコ店はタバコを吸う人も多くて、においが気になりますね。一日中打ってると、洋服は完全にタバコ臭くなってしまう。カバンなんかもかなりタバコ臭くなります。冬場は、普段使いのコートと“パチンコ店に行く用のコート”を使い分けていました」(藤井氏)
体調不良やにおい問題など、デメリットがこんなにも多いのに、なぜパチンコ・パチスロを打ち続けるのだろうか。
「これがギャンブルの怖いところ、ということでしょうね。パチンコ・パチスロにはやはり特有の楽しさや中毒性があって、多少のデメリットがあっても打ちたくなってしまうもの。単純に“お金を増やしたいから”というだけではない魅力がある。だからこそ、依存症の問題にもっと真剣に取り組む必要があるということです」(藤井氏)
体調不良を押してまで打ち続けるパチンコ・パチスロファンの現状を知ればこそ、より健康的なパチンコ・パチスロの実現が求められるのだ。
参照元 : マネーポストWEB
出玉規制もされ、さらに出なくなりパチンコ・パチスロファンにはメリットがなくなった今、こんな勝てないイカサマギャンブルは辞めましょう。
パチンコ・パチスロは百害あって一利なし。
パチンカスは犯罪者予備軍。こんなつまらない、不健康なギャンブルなど辞めて、もっと優位意義なことにお金を使いましょう。
2020/2/24(月) 16:00配信
早朝のパチンコ店の前でよく見かける開店を待つ人々の行列。そんな熱心なパチンコファン、パチスロファンたちの中には、閉店までぶっ続けで打っている人も少なくないという。
パチンコ・パチスロ事情に詳しいフリーライター・藤井夏樹氏はこう話す。
「開店から打っている人は、パチンコ・パチスロに対する情熱も強い。セミプロのようなタイプもいれば、できるだけ長い時間打っていたいということで、朝から晩までパチンコ店で過ごすという人もいます。とはいえ、朝イチから閉店まで打ち続けるのはなかなか大変ですけどね」
かつてパチンコ専門誌やパチスロ専門誌で、実戦記事を担当したこともある藤井氏。当時はデータを取るために、開店から閉店まで打ち続けることも頻繁にあったという。
「私の場合、雑誌記事のためという名目ではあったものの、基本的に自腹を切って丸一日打っていました。開店は朝10時ですが、入店順を決めるための抽選が9時30分からなので、いつも9時15分くらいに店に行っていました。そこから夜の10時半くらいまで、そのお店でずっと過ごします。
データを取るという目的もあるので、あまり休憩することはありませんでした。基本的には昼食も摂りません。開店前にコンビニで買ったおにぎりを2個食べたら、そのまま夜まで打ちます。途中、自動販売機でエナジードリンクを買って飲むことはありましたが、体をほとんど動かしていないということもあるのか、何も食べなくてもまったくお腹は空きませんでした」(藤井氏)
パチンコ店といえば、店内にはずっと大きな音が流れている。そんななかに一日中居続けて、平気なのだろうか?
「確かに打っている間、ずっと騒音に晒されているわけですが、これが余裕で慣れてしまうんです。誰かと会話することもないのでうるさくても何の問題もないし、むしろ妙に集中できます。ただ、打ち終えた後の耳鳴りはすごいですね。家に帰ってから眠るまで、なんだか耳の奥で騒音が鳴り続けているような感覚は残りました。恐ろしいことに、これにも慣れてしまうんですが……。
とはいえ、やっぱり12時間くらい打っていると、光と音の刺激のせいなのか、だんだんボーッとしてくるんです。さらに、何日も連続で打っていると、目を閉じるとパチンコの液晶やパチスロのリールが出てくるような感覚になってくる。そのうちに神経過敏のような状態が続いてきて、思考力が低下してきます。もちろん、これは私のケースで、個人差があると思うんですが、パチンコ・パチスロ以外のことがあまり考えられないような状態になりがちです」(藤井氏)
打ち終わった後の体の倦怠感
パチンコ・パチスロをずっと打ち続ける人は、健康リスクも大きいようだ。30代の自営業の男性・Aさんは、こう話す。
「とにかくパチスロが好きで、暇さえあれば打っています。午前中に行って、閉店間際まで打つことも多いです。でも、打ち終わった後の体の倦怠感はとんでもない。まったく動かずに打ち続けているので当然なのでしょうが、肩こりもヒドイし、腰痛もヒドイ。パチンコ店からマッサージ店へとハシゴすることもあります。あと、私の場合、丸一日打ち続けた後は便秘になってしまうことも多いです」
また、肉体的な不調だけでなく、“におい”の変化も大きいという。
「やはりパチンコ店はタバコを吸う人も多くて、においが気になりますね。一日中打ってると、洋服は完全にタバコ臭くなってしまう。カバンなんかもかなりタバコ臭くなります。冬場は、普段使いのコートと“パチンコ店に行く用のコート”を使い分けていました」(藤井氏)
体調不良やにおい問題など、デメリットがこんなにも多いのに、なぜパチンコ・パチスロを打ち続けるのだろうか。
「これがギャンブルの怖いところ、ということでしょうね。パチンコ・パチスロにはやはり特有の楽しさや中毒性があって、多少のデメリットがあっても打ちたくなってしまうもの。単純に“お金を増やしたいから”というだけではない魅力がある。だからこそ、依存症の問題にもっと真剣に取り組む必要があるということです」(藤井氏)
体調不良を押してまで打ち続けるパチンコ・パチスロファンの現状を知ればこそ、より健康的なパチンコ・パチスロの実現が求められるのだ。
参照元 : マネーポストWEB
出玉規制もされ、さらに出なくなりパチンコ・パチスロファンにはメリットがなくなった今、こんな勝てないイカサマギャンブルは辞めましょう。
パチンコ・パチスロは百害あって一利なし。
パチンカスは犯罪者予備軍。こんなつまらない、不健康なギャンブルなど辞めて、もっと優位意義なことにお金を使いましょう。
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