2018年9月28日金曜日

【朗報】菅官房長官がパチンコ規制「射幸性を少なくすることをしっかりやる。ギャンブル性のない様な形にする」

菅官房長官「パチンコ規模縮小」へ!? 業界の「深層」へメスで「消滅の危機」再び?

2018.09.26



パチンコ業界、ついに"万事休す"か――。

今年2月に「ギャンブル依存症対策」という名目で出玉規制が行われたパチンコ。大幅に抑制されたスペックにより、さらなる「客離れ」「規模縮小」が懸念されているが......。

業界を窮地に追い込む? 菅義偉内閣官房長官の「次なる一手」が大きな波紋を呼んでいる。今月25日、総合情報誌「選択」(選択出版)が、菅官房長官の「パチンコ規制」について報じている。

記事によれば、菅氏が踏み込もうとしているのはパチンコ・競馬に対する「ギャンブル依存症対策」だという。具体的には、グレーゾーンとされるパチンコの「景品交換所」、競馬では「場外馬券場」の改廃に踏む込む意向を示唆しているとのことだ。詳細は是非本誌をご覧になっていただきたい。

競馬に関する内容はともかく、パチンコにとって「景品交換所」は"アンタッチャブル"な領域といえるだろう。それに菅官房長官がメスを入れようとしているらしいが、もし事実であれば業界が受ける影響は計り知れない。メディアなどで公言しているわけではないとはいえ、ネット上では早くも議論を呼んでいる状況だ。

そんな菅官房長官といえば、なにかと「パチンコ規制」に関する話題で物議を醸している。8月の神奈川新聞社のインタビューでは「射幸性を少なくすることをしっかりやる」と出玉規制について言及。

さらに、7月にはテレビ番組にて「ギャンブル性をなくす」という発言は多くのパチンコファンに衝撃が走った。

「菅氏の『ギャンブル性のない様な形にする』発言は大きな注目を集めましたよね。ユーザーからは『いよいよ終焉か......』『さすがにヤバイ』『景品交換ができなくなるの?』と業界壊滅を危惧する声が上がっていましたよ。最終的にはパチンコ業界が消滅するわけではなく単なる『憶測』という結論で落ち着いたようですが......。

菅氏は同番組で『パチンコはいま全部で23兆円(市場規模)』『どこでもすぐ近くにパチンコ店はある』と、依存しやすい環境であることを指摘していましたからね。パチンコ規制に相当前向きだと思いますよ。ただ、今回の『景品交換所』の改廃というニュースもこれまでの流れを見ると......」(記者)

不安定極まりないパチンコ業界が行き着く先は? ファンにとっては重要な内容だけに、続報が気になるところだ。

(文=編集部)

参照元 : ギャンブルジャーナル


菅官房長官が「パチンコ規制」に本腰  「景品交換所」という聖域にメス (選択出版)

2018/9/25(火) 7:07配信



菅義偉内閣官房長官が、安倍晋三首相の自民党総裁連続三選を前提に、「次の一手」をあれこれ仕掛け始めている。携帯電話料金や漁業協同組合改革についての言及が代表的だが、菅氏がさらに踏み込もうとしているのが「ギャンブル依存症対策」という聖域だ。

それが、パチンコと競馬に対する規制強化だ。ギャンブル依存症対策基本法は具体策を政令に委ねている部分が多く、行政の判断で動かせる部分が多い。菅氏はここに着目し、パチンコ景品交換所や場外馬券売り場の改廃に踏み込む意向をにじませているという。

どちらの業界にしても、抵抗の大きさは携帯電話会社や漁協の比ではないだろう。パチンコ業界から献金を受け取る議員が多いことは言わずもがな、競馬にしても農林水産省の牙城で「族議員」も多い。

また、パチンコや競馬のファンが暴動を起こしかねないと懸念する声も強い。それでも、「強い政権でなければ改革はできない」と菅氏は意気軒高だ。

これだけ「敵」を増やす政策を進めるからには、権力の中枢から外れた時の「意趣返し」は想定しているのか。そうでなければ、長期政権の驕りによって周りが見えなくなっているのだろう。

(選択出版)

参照元 : 選択





2018年9月15日土曜日

パチンコと北朝鮮の関係 脱税の実態

パチンコと北朝鮮 〜朝鮮総連とパチンコと脱税〜

2018年09月12日 08:01



ども宇佐美です。
前回、前々回に引き続きパチンコネタです。
今回はパチンコと北朝鮮の関係について。

前々回書いた通り、パチンコ業界は歴史的経緯もあって在日資本が多い業界です。

在日韓国人にしろ、在日朝鮮人にしろ、そのアイデンティティは複雑です。なのでこの辺の問題はさらっと経緯を述べるのみにしますが、太平洋戦争終了時に日本に在住していた朝鮮半島出身の方々は、(少なくとも国籍上は)日本人であったものが、戦後の民族解放という流れの中で朝鮮人として扱われるようになり、帰国するか、もしくは、日本に残るか選択が迫られました。(一部には戦後渡航したという方々もいます)

ここで日本に残る選択をした方々がいわゆる在日韓国・朝鮮人の一世なわけですが、祖国解放・独立を経験し、なおかつ親族の多くが本国に残っていた彼らのアイデンティティは当然にして日本よりも韓国、北朝鮮に向いていました。そのため、日本にいながらも祖国の発展に貢献したいという思いが強く、戦後しばらくすると、それは本国への送金という形で表に現れます。

この時在日韓国人の方々は公式なルートで本国へ送金なり投資をすればよかったのですが、日本と国交のない北朝鮮側にアイデンティティを求めていた人はそうはいきませんでした。そのため彼らの代弁者たる朝鮮総連が、不正な送金ルートを開発していきます。その代表がかつて日本と北朝鮮の交易船としての役割を果たしていた「万景峰号」で在日朝鮮人から集めた数十億円単位の資金を現金で北朝鮮で送るということが繰り返されていました。

このように当初パチンコ業界と北朝鮮の関係というのは、朝鮮総連を介した間接的なものでした。朝鮮総連は、在日朝鮮人の歌劇団である金剛山歌劇団の公演を全国各地で行い、その公演開催に対する寄付やチケットという形式で在日商工団体から資金を集め、その資金を万景峰号をとおして北朝鮮に送金していました。

そしてそのお金のかなりの部分はパチンコを通して稼がれたものであった、という関係です。なお在日韓国人系の団体である民団は必ずしも大韓民国政府の傘下にあるわけではありませんが、朝鮮総連は北朝鮮政府の完全な従属団体です。

話を戻しますと、北朝鮮へ寄付する在日朝鮮人も、商売人なだけあって祖国愛だけで多額の寄付をするというわけではありませんでした。朝鮮総連は地方自治体や日本政府に対して恫喝を繰り返すことで、在日朝鮮人の経営する企業が脱税しやすい環境を作り出して、本国への送金の原資を作り出すことに貢献していたのです。

平沢勝栄議員は著書「警察官僚が見た『日本の警察』」でその辺の事情を以下のように記しています。

家族や親類を北朝鮮に残して日本に来たものにとって「祖国に送金しろ」という命令には逆らえない。身内を人質に取られているようなものだからだ。パチンコ業者の中には、かつて一人で数十億円も寄付した者までいた。昔は、1億円以上寄付したものには全員勲章が与えられ、名前が北朝鮮関係の雑誌に出た。祖国に貢献した人々として、パチンコ業者の名がズラーッと雑誌のページに並んでいたのである。

北朝鮮系のパチンコ店に対しては、国税の取り立ても甘かった。かつて国税局が北朝鮮系のパチンコ店に査察で入ったとき、朝鮮総連がその国税局に、デモ隊を組織して批判のシュプレヒコールをあげたことがあった。この一件で、国税局はすっかり怖じ気付いてしまったからだ。そして、北朝鮮系の店舗の税金問題は、必ず朝鮮総連系の在日朝鮮人商工連合会に相談するという約束まで交わしてしまったのことである。

北朝鮮の組織としては

「北朝鮮系のパチンコ店は、我々のおかげでいくらでも金がごまかせるようになったじゃないか。そのごまかした金を我々に送ればいいだろう」

という論法で、パチンコ業者に催促していると聞いた。

このような背景もあり戦後ながらくパチンコ業界は脱税業種No1といわれており、その脱税された資金が北朝鮮に送られている、という構造がありました。この金額は年間数百億円と言われており、おそらくはその資金の一部が核兵器の開発に使われたと目されています。これは日本としては由々しき事態ですが、だからと言って在日朝鮮人のパチンコ店の経営者は人質を取られていた状態で他の選択肢もなかったので、彼らだけを責めても解決になりません。

このように在日1世の時代はパチンコと北朝鮮の関係は朝鮮総連を介した間接的なものでしたが、これが在日2世の時代になると変わって来ます。本国への関わりをほとんど持たない北朝鮮系の在日2世の多くは1世とは異なり、民族としては朝鮮に、社会としては日本に帰属意識を持つようになりました。その結果、徐々に本国への寄付金は減少し始めます。こうなると朝鮮総連は1980年代後半から自らパチンコ店経営に乗り出します。

これを仕切ったのが当時総連中央財政局第二副部長だった韓光煕(ハン・グァンヒ)でその辺の事情は著書で詳細に記しています。

まずは人材育成から入ったようで、朝鮮大学校の優秀な学生をひっぱって来て在日朝鮮人のパチンコ店経営者などの専門家を招いたセミナーで座学を行い、現地研修で実務を覚えさせて優秀な店長を次々と育てていったそうです。ホールの立地については幹部自ら土地選定を行い、地価の安い郊外に用地を確保して、次々と全国に大型ホールを建設していきました。戦略的ですね。

第一号として建設されたのは山形県の「パチンコ・ジャンボセブン(現在はパーラー国際新庄)」で、このホールはまだ営業しているようです。(まだ朝鮮総連が運営しているのかどうかは未確認です。)

こうして在日二世の時代になるとパチンコと北朝鮮の関係はより直接的になり、朝鮮総連がパチンコホールを運営し、脱税し、その利益が北朝鮮に送金される、という構図になります。

このように北朝鮮とパチンコ業界の関係はかつては非常に深いものだったのですが、現在では大きく環境が変化し、こうした構図はだいぶ廃れて来ています。そもそも万景峰号はもう日本に来てませんしね。その辺の事情についてはまた次回まとめたいと思います。

ではでは今回はこの辺で。

PS:9/20の音喜多先生とのイベントでは「パチンコ利権とギャンブル依存症」をテーマにするのでご興味ある方はぜひお越しください。 なお「peatix経由の参加者が少なくて不安」との連絡がありましたが、オンラインサロン経由で15名弱の参加は見込めるので「来てみたら一人だった」などということはないので、ご安心ください。

宇佐美典也とおときた駿のゆるい政治

参照元 : BLOGOS









大阪・摂津市のパチンコ店「パーラーミュージアム」火災 3時間以上にわたって燃え続け、店が全焼したほか消防士1人けが

大阪 摂津でパチンコ店火災

2018年08月30日 08時17分



30日の未明、大阪・摂津市のパチンコ店から火が出て、摂津市消防本部は周辺の自治体からの応援も得て消防車14台で消火にあたりましたが、3時間以上にわたって燃え続け、店が全焼したほか消防士1人がけがをしました。

30日3時半ごろ、大阪・摂津市のパチンコ店「パーラーミュージアム」で火災報知器が作動しました。

摂津市消防本部は、高槻市や吹田市など周辺の自治体からの応援も得て消防車14台で消火にあたりましたが、火が強く屋根が崩れる危険があったため消火にとまどり、火は3時間あまりにわたって燃え続け、午前6時50分頃にようやく消し止められました。

この火事で鉄骨コンクリート2階建てのパチンコ店、1000平方メートルあまりが全焼したほか、消火活動にあたっていた消防隊員1人が親指に軽いけがをしました。

この店は4車線道路に面していて、1階には遊技機が置かれ2階には事務所や従業員の更衣室があったということで、警察と消防が火事の原因などを調べています。

参照元 : NHKニュース