「パチンコの余り玉を奨学金に」 協賛店が寄付呼びかけ
2017年4月22日13時00分
パチンコやパチスロで勝ったとき、出玉を景品に換えた際に出る余り玉(端玉〈はだま〉)を学生のために寄付して――。業界の有志が、返済なしの教育支援金制度、通称「pp(パチンコ・パチスロ)奨学金」を始めた。今年度の奨学生は8人で、1人あたり月3万~5万円を支援する。2018年度の本格実施を目指す。
店舗を経営する「サンキョー」(埼玉県川口市)や「マルハン」(京都市・東京都千代田区)など6社がつくるpp奨学金委員会が、昨年12月にパイロット事業として「募金」をスタートした。愛知県内で4店舗を経営する「フシミコーポレーション」の社長、深谷友尋・前日本遊技関連事業協会会長が委員長を務める。
きっかけは、「社会貢献活動ができないか」と深谷さんとサンキョー社長の阿部恭久さんが話し合ったことだ。奨学金で大学卒業時に数百万円の「借金」を背負う若者が多いことに着目。難民や中国帰国者の子弟らの進学・就学を支援してきた社会福祉法人「さぽうと21」(東京都品川区)に協力を求めた。名前の「pp」には、ほんの少し(ピアニッシモ)の善意を、という意味を込めた。
現在の協力店は約40社。店に「端玉募金箱」を置き、パチンコ玉やコインを寄付してもらう。1玉4円、1コイン20円換算で「さぽうと21」が受け取り、奨学生に給付する。運営費は協賛店やメーカーなど業界全体に寄付を呼びかけてまかない、善意はすべて奨学金として使うという。
選考の基準は18歳以上で、①経済的な理由で修学が困難②成績優秀③研究の内容に独自の視点があり、未来の夢やビジョンを語ることができること。特に③を重視し、対象を広くする考えだ。
今年度の奨学生は18~46歳の男女各4人。4月から武蔵野音大大学院でラベルを研究する藤井千裕さん(22)は1日7時間のピアノの練習が必要だ。「アルバイトができないので奨学金は助かる」。立教大大学院博士課程の仲田由紀美さん(46)は家事や夫の父の介護をしながら、戦後のウズベキスタンの日本人抑留者について研究を続ける。「私の年齢でもらえる奨学金はほかにない。研究のために海外にもよく行くので、ありがたい」と話す。
委員長の深谷さんは「アルバイトに追われる学生が多いが、教育力は国の経済や文化、将来のために非常に大切。苦学する学生に手を差し伸べたい」と語る。協力店を増やし、200人に月5万円を支援することが当面の目標だ。18年度の募集は9月に始める。(編集委員・大久保真紀)
参照元 : 朝日新聞
2017年4月22日13時00分
パチンコやパチスロで勝ったとき、出玉を景品に換えた際に出る余り玉(端玉〈はだま〉)を学生のために寄付して――。業界の有志が、返済なしの教育支援金制度、通称「pp(パチンコ・パチスロ)奨学金」を始めた。今年度の奨学生は8人で、1人あたり月3万~5万円を支援する。2018年度の本格実施を目指す。
店舗を経営する「サンキョー」(埼玉県川口市)や「マルハン」(京都市・東京都千代田区)など6社がつくるpp奨学金委員会が、昨年12月にパイロット事業として「募金」をスタートした。愛知県内で4店舗を経営する「フシミコーポレーション」の社長、深谷友尋・前日本遊技関連事業協会会長が委員長を務める。
きっかけは、「社会貢献活動ができないか」と深谷さんとサンキョー社長の阿部恭久さんが話し合ったことだ。奨学金で大学卒業時に数百万円の「借金」を背負う若者が多いことに着目。難民や中国帰国者の子弟らの進学・就学を支援してきた社会福祉法人「さぽうと21」(東京都品川区)に協力を求めた。名前の「pp」には、ほんの少し(ピアニッシモ)の善意を、という意味を込めた。
現在の協力店は約40社。店に「端玉募金箱」を置き、パチンコ玉やコインを寄付してもらう。1玉4円、1コイン20円換算で「さぽうと21」が受け取り、奨学生に給付する。運営費は協賛店やメーカーなど業界全体に寄付を呼びかけてまかない、善意はすべて奨学金として使うという。
選考の基準は18歳以上で、①経済的な理由で修学が困難②成績優秀③研究の内容に独自の視点があり、未来の夢やビジョンを語ることができること。特に③を重視し、対象を広くする考えだ。
今年度の奨学生は18~46歳の男女各4人。4月から武蔵野音大大学院でラベルを研究する藤井千裕さん(22)は1日7時間のピアノの練習が必要だ。「アルバイトができないので奨学金は助かる」。立教大大学院博士課程の仲田由紀美さん(46)は家事や夫の父の介護をしながら、戦後のウズベキスタンの日本人抑留者について研究を続ける。「私の年齢でもらえる奨学金はほかにない。研究のために海外にもよく行くので、ありがたい」と話す。
委員長の深谷さんは「アルバイトに追われる学生が多いが、教育力は国の経済や文化、将来のために非常に大切。苦学する学生に手を差し伸べたい」と語る。協力店を増やし、200人に月5万円を支援することが当面の目標だ。18年度の募集は9月に始める。(編集委員・大久保真紀)
参照元 : 朝日新聞
「パチンコの余り玉を奨学金に」 協賛店が寄付呼びかけ:朝日新聞デジタル https://t.co/oY7NuHOtkA— 安屋リサイクル_(:3」∠)_ (@YASYA_STEEL) 2017年5月1日
一部でパチは換金出来ないはずなのにどっから金が、みたいな話が出てきてるけど、元々普通の景品に換えてるんだから景品分のお金を寄付してるんだろ。
「パチンコの余り玉を奨学金に」 協賛店が寄付呼びかけ— こう (@kousukekun9800) 2017年4月26日
コレって普通に違法だよね 苦笑
パチンコ店のスタンスとして店側が玉やメダルを現金に交換できるって認識をしてるって事がNG行為なんだよ
あくまで店側は景品に交換するってだけであとはお客様のお好きにどうぞってスタンスでしょ
余り玉をチロルチョコにして、なぜかチロルチョコを高額で買い取る法人が現れ、その法人は若者を援助するのが趣味っていう奇跡が起こらなければ賭博じゃね?#クロス— Joe fuck'n Yokohama (@Joe_F_Yokohama) 2017年4月30日
「パチンコの余り玉を奨学金に」 協賛店が寄付呼びかけ:朝日新聞デジタル https://t.co/IWaESZL6ro
おおー良いはな…し?余り玉=お金という認識認めてない?ガバガバ過ぎ大丈夫? https://t.co/IN3TGLSr5W— あぶそ (@hollycalm) 2017年5月11日
誰かも言ってたけど、企業自体が寄付すればって。。。お客の金をあてにする???生保の金も入るかな???依存症対策費にすれば???パチンコは善意あふれるギャンブル??「パチンコの余り玉を奨学金に」 協賛店が寄付呼びかけ:朝日新聞デジタル https://t.co/meKYPL689d— u (@ku0201) 2017年5月8日
「パチンコの余り玉を奨学金に」 協賛店が寄付呼びかけ:朝日新聞デジタル— ちっそ@ぼんのうのかまたり (@tisso415) 2017年5月1日
あれ?なんで玉がお金に変わるの?
パチンコはお金に変えられないんじゃなかったっけ?あれー https://t.co/fPwnS6uSET
— 笹岡 (@sasaoka3) 2017年4月24日
「パチンコの余り玉を奨学金に」 協賛店が寄付呼びかけ #ldnews https://t.co/itrqKqsbIr— 大介師匠() (@daisuke_judobjj) 2017年4月24日
( ´Д`)y━・~~ 玉やコインって換金できるんだ?やっぱギャンブルじゃなイカ🦑
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