2017年5月25日木曜日

歌舞伎町1丁目のビル3階にある闇スロ店「パニックゴールド」の経営者を常習賭博容疑で現行犯逮捕

看板なし二重扉で…歌舞伎町“パチスロ賭博店”摘発

2017/05/25 11:59



東京・歌舞伎町で雑居ビルのパチスロ店が摘発され、店長の男と客らが現行犯逮捕されました。

パチスロ賭博店「PANIC GOLD」の店長・太田成彦容疑者(30)は23日、新宿区歌舞伎町の店内にパチスロ機など28台を設置し、客に賭博させた疑いが持たれています。客の男2人も現行犯逮捕されました。

警視庁によりますと、店に看板はなく、二重扉を設置したりカメラ付きのインターホンで客の顔を確認してから入店させるなどして摘発を逃れていました。

太田容疑者は「金もうけで勝負する賭博をしたことは間違いない」と容疑を認めています。警視庁はおととし12月の開店以来、約1500万円の利益を得ていたとみています。

参照元 : テレ朝ニュース












パチスロ賭博店の経営者を逮捕 約1500万円売り上げ

2017年5月25日14時54分



警視庁は、パチスロ賭博店経営の太田成彦容疑者(30)=住所不詳=を常習賭博容疑で現行犯逮捕し、25日発表した。容疑を認めているという。

昭島署によると、太田容疑者は5月23日午後11時40分ごろ、東京都新宿区歌舞伎町1丁目のビル3階にパチスロ機など28台を設置し、1点20円で客の男子大学生(21)とアルバイトの男性(19)=いずれも都内=を相手に賭博をした疑いがある。2人は賭博容疑で現行犯逮捕されたが、すでに釈放された。

店名は「PANIC GOLD(パニックゴールド)」。完全紹介制で、店内からインターホンカメラで客を確認してから入店させていた。太田容疑者は「1年5カ月で約1500万円の売り上げがあった」と話しているという。

参照元 : 朝日新聞



2017年5月16日火曜日

パチンコやパチスロの余り玉を学生のために寄付して 協賛店が寄付呼びかけ

「パチンコの余り玉を奨学金に」 協賛店が寄付呼びかけ

2017年4月22日13時00分



パチンコやパチスロで勝ったとき、出玉を景品に換えた際に出る余り玉(端玉〈はだま〉)を学生のために寄付して――。業界の有志が、返済なしの教育支援金制度、通称「pp(パチンコ・パチスロ)奨学金」を始めた。今年度の奨学生は8人で、1人あたり月3万~5万円を支援する。2018年度の本格実施を目指す。

店舗を経営する「サンキョー」(埼玉県川口市)や「マルハン」(京都市・東京都千代田区)など6社がつくるpp奨学金委員会が、昨年12月にパイロット事業として「募金」をスタートした。愛知県内で4店舗を経営する「フシミコーポレーション」の社長、深谷友尋・前日本遊技関連事業協会会長が委員長を務める。

きっかけは、「社会貢献活動ができないか」と深谷さんとサンキョー社長の阿部恭久さんが話し合ったことだ。奨学金で大学卒業時に数百万円の「借金」を背負う若者が多いことに着目。難民や中国帰国者の子弟らの進学・就学を支援してきた社会福祉法人「さぽうと21」(東京都品川区)に協力を求めた。名前の「pp」には、ほんの少し(ピアニッシモ)の善意を、という意味を込めた。

現在の協力店は約40社。店に「端玉募金箱」を置き、パチンコ玉やコインを寄付してもらう。1玉4円、1コイン20円換算で「さぽうと21」が受け取り、奨学生に給付する。運営費は協賛店やメーカーなど業界全体に寄付を呼びかけてまかない、善意はすべて奨学金として使うという。

選考の基準は18歳以上で、①経済的な理由で修学が困難②成績優秀③研究の内容に独自の視点があり、未来の夢やビジョンを語ることができること。特に③を重視し、対象を広くする考えだ。

今年度の奨学生は18~46歳の男女各4人。4月から武蔵野音大大学院でラベルを研究する藤井千裕さん(22)は1日7時間のピアノの練習が必要だ。「アルバイトができないので奨学金は助かる」。立教大大学院博士課程の仲田由紀美さん(46)は家事や夫の父の介護をしながら、戦後のウズベキスタンの日本人抑留者について研究を続ける。「私の年齢でもらえる奨学金はほかにない。研究のために海外にもよく行くので、ありがたい」と話す。

委員長の深谷さんは「アルバイトに追われる学生が多いが、教育力は国の経済や文化、将来のために非常に大切。苦学する学生に手を差し伸べたい」と語る。協力店を増やし、200人に月5万円を支援することが当面の目標だ。18年度の募集は9月に始める。(編集委員・大久保真紀)

参照元 : 朝日新聞